ランゲ フレイザ 2023|自然派バローロの名手が稀少品種で醸す注目の赤ワイン

ランゲ フレイザ 2023|自然派バローロの名手が稀少品種で醸す注目の赤ワインイタリア

ランゲ フレイザ 2023は、バローロの銘醸地で知られるピエモンテの自然派生産者プリンチピアーノ フェルディナンドが、栽培面積の減少が進む稀少なブドウ品種「フレイザ」100%で仕上げた一本です。豊かなタンニンとチャーミングな果実味が共存するこの赤ワインの魅力を、醸造背景とともにじっくりご紹介します。

プリンチピアーノ フェルディナンド ── バローロの地に根ざす自然派の哲学

偉大なクリュ「ボスカレート」を擁する造り手

この造り手は、バローロ モンフォルティーノを生む伝説的な畑「フランチャ」に隣接する偉大なクリュ、ボスカレートを所有しています。ビオロジック農法によるブドウ栽培を実践し、伝統的な手法でバローロを醸す姿勢は、世界のワイン愛好家から高い評価を受けています。自然に寄り添い、テロワールの個性を余すことなく引き出すことをワイン造りの根幹に据えている点が、この蔵の大きな特徴です。

「できるだけ手を加えず自然なまま」という信条

当該ワインを含むラインナップは、いわゆる自然派ワインとして知られています。色合いの揺らぎや澱、ボトルごとの個体差も「ワインの個性」として許容する造りは、画一的なスタイルとは一線を画すものです。インポーターのラシーヌを通じて日本に届けられるこのボトルにも、その哲学がしっかりと宿っています。

稀少品種フレイザの魅力 ── ネッビオーロの近縁種が織りなす味わい

ランゲで栽培面積が減り続ける野性的な品種

本キュヴェに用いられるこの品種は、遺伝子的にネッビオーロに近い存在とされています。赤系果実の華やかな香りと豊かなタンニンを兼ね備えながらも、ランゲ地区では近年その栽培面積が減少を続けており、単一品種でのワインはなかなか出会えないものとなっています。なお、ネッビオーロはピエモンテ州原産とされ、1268年にはトリノ周辺で「ニビオール」という名で記述された記録が残るほど歴史の深い品種です(Wikipedia「ネッビオーロ」)。その近縁種であるこの品種もまた、この産地の長いブドウ栽培の歴史と切り離せない存在といえるでしょう。

世界的な需要の高まりから2021年に単一品種で復活

この造り手は2015年まで当該品種を単一でワインにしていましたが、その後は他の4品種とともにランゲ ロッソとしてブレンドしていました。しかし、世界的に単一品種への関心が高まったことを受け、2021年ヴィンテージから再びこの品種単体での瓶詰めを復活。造り手自身がリリースを喜んでいるという逸話からも、この一本にかける思い入れの深さが伝わってきます。

ランゲ フレイザ 2023 の醸造と味わいの特徴

標高400mの粘土石灰質土壌 × 伝統的な醸造

ブドウの畑は標高400mの南西向き斜面に位置し、粘土石灰質の土壌が広がっています。2009年に植樹された区画から収穫された果実を100%使用。収穫後はステンレスタンクで20日間のマセレーション(果皮浸漬)を行いながら発酵させ、続いて大樽で6ヶ月間熟成しています。エノテカのワイン情報によれば、近年はテロワールの個性を尊重した造りが進み、大樽を用いるかどうかは生産者ごとに考え方が異なるとのこと。この蔵が大樽での熟成を選択していることは、穏やかな酸化熟成を通じて品種の持ち味を引き出す伝統的なアプローチの表れといえます。

商品説明から読み取れる香りと味わいのプロフィール

公式の商品説明では、「タンニンが豊富ながら、エレガントな酸とチャーミングな果実味」で仕上がっていると表現されています。この品種特有の野性味と赤系果実の華やかさ、そしてしっかりとしたタンニンの骨格がバランスよくまとまった一本として、日常の食卓からちょっとした特別なシーンまで幅広く活躍してくれそうです。自然派ワインならではの個性ある表情も、グラスを傾けるたびに楽しめるポイントでしょう。

ペアリング提案 ── 野性的な果実味を引き立てる料理

豊かなタンニンと赤系果実の風味を持つこのワインは、肉料理との相性が期待できます。たとえば、ジビエのラグーソースを合わせたパスタ、ローズマリーを効かせたラムチョップ、あるいは鶏レバーのクロスティーニなど、コクのある料理と寄り添いやすいタイプです。また、この産地の郷土料理であるアニョロッティ・デル・プリンやボッリート・ミストとも好相性が見込めます。少し冷涼な温度(15〜16℃程度)でサーブすると、品種の持つチャーミングな酸がより際立ち、食事全体にリズムを与えてくれるでしょう。

購入情報とまとめ

価格・ショップ・配送について

本ワインは、イタリアワイン専門店「トスカニー」にて税込3,399円で販売されています。6本以上の購入で送料無料となるため、まとめ買いを検討される方にとってはお得な条件です。自然派ワインは温度変化に敏感なため、特に気温の高い時期にはクール便の利用がすすめられています。注文時に配送方法を「クール便」に変更するのを忘れないようにしましょう。

その他のおすすめ

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ワインの基礎情報については、Wikipedia「ワイン」の解説が参考になります。

楽天市場で見る(¥3,399)

ショップ: トスカニー イタリアワイン専門店

まとめ ── 選ぶ理由とおすすめのポイント

ランゲ フレイザ 2023は、バローロの名門蔵が稀少な品種に光を当てた意欲的なキュヴェです。ビオロジック栽培による自然なブドウの力、伝統的な大樽熟成で引き出されるテロワールの個性、そして世界的な需要の高まりを受けて復活した単一品種ボトリングという背景──どれをとっても、ワイン選びの物語として魅力にあふれています。3,000円台という価格帯ながら、この産地の奥深さと品種の個性を堪能できる点が、このワインを選ぶ大きな理由といえるでしょう。ピエモンテの新たな一面を発見したい方に、ぜひ手に取っていただきたい一本です。

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